開園当時、東京ディズニーランド(オリエンタルランド)に対する米国ディズニー社のロイヤリティの要求は高かった。最初は、「契約期間90年、すべての収入に対して10%」という要求だった。
しかし、交渉の末、ロイヤリティ10%は変わらないが、ロイヤリティの対象となる面積を全体の63万坪のうち、25万坪とするという条件を勝ち得た。対象面積だけの比率でいえば、約4.0%となる。開園当時はすべての用地を使っているわけではなく、ディズニーランドを中心とした土地しか稼働していなかったというのが根拠だ。
(参考文献)上澤昇(2008)『
魔法の国からの贈りもの』PHP研究所