一口に経済学といっても、定義はさまざまだ。最近は、合理的な行動を前提にした分析はすべて経済学と呼ばれている。
マンキューの教科書には、最初に経済学の10大原理が掲げてある。これらをすべてディズニーランドの事例を使って説明できれば面白いが、マクロ経済学に関するものは難しい。
経済学の10大原理(マンキュー)
1.人々はトレードオフに直面している。
ディズニーランドに行くか、勉強するか。
2.あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である。
ディズニーランドにでかけることの機会費用は?
3.合理的な人々は限界的な部分で考える
限界効用=限界費用
4.人々はさまざまなインセンティブ(誘因)に反応する。
価格分析
5.交易(取引)はすべての人々をより豊かにする。
6.通常、市場は経済活動を組織する良策である。
7.政府は市場のもたらす成果を改善できることもある。
8.一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
9.政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
10.社会は、インフレ率と失業率の短期的トレードオフに直面している。