こんばんは。山澤ゼミ2年の多尾です。
わたしはディズニーのバリアフリーについて調べました。
ディズニーというと、キャラクターたちの可愛さやアトラクション、イベントなどの楽しさに目を奪われてしまい、バリアフリーに注目する人は少ないと思いますが、
実はディズニーのバリアフリーは2004年度、内閣府が主宰する「バリアフリー化推進功労者表彰」で「内閣官房長官表彰」を受賞するほど素晴らしいものなのです。
さっそくご紹介いたします。
■キャストのバリアフリー教育
・バリアフリーに関するマニュアルがある
・毎月定期的にアルバイトを含めすべてのキャストを対象にバリアフリークラスを開講している
・手話ピン認定制度を導入している
→手話の社内認定制度を設けて、認定を受けたキャストには胸に手話ピンがつけられ、“手話ができるキャスト”と一目でわかるようになっています。
・ショーの内容を手話とダンスで伝える手話パフォーマーというキャストがいる
■車椅子利用者には
・車椅子専用鑑賞エリアの設置
→パレードを始め、キャプテンEOや魅惑のチキルームなどに設置されています。
・簡易スロープの使用
→トムソーヤ島いかだ、蒸気船マークトウエイン号などは乗降場との間に段差があるため、簡易スロープを用意してくれます。
・アトラクション専用車椅子の貸出
→ウエスタンリバー鉄道やバズ・ライトイヤーのアストロブラスターなどはアトラクション専用の車椅子を用意してくれます。また、トイ・ストーリー・マニア!やジャスミンのフライングカーペットなどは車椅子のまま乗ることができます。
■障がいのある方には
・触地図、音声触地図の設置
→現在地やアトラクションの配置などを触ったり、音声付きで確認することができます。
・スケートモデル
→ゲストリレーションでは、手にとって触れることができるアトラクションやキャラクターのスケートモデルを用意しているので、形状や特徴、全体像などをつかむことができます。
・ストーリーペーパー
→アトラクションのストーリーやナレーションの一部を紹介しているストーリーペーパーをアトラクションごとに配布しています。
などなど、
ここでは紹介しきれないほどたくさんのバリアフリーがありますが、
ディズニー・テーマパークは「永遠に完成することはない」というウォルト・ディズニーの言葉にあるように、バリアフリー化も今後ますます推し進められていくだろうと思います。