ディズニーリゾートでキャストとして働くには、ディズニールックという身だしなみの基準を満たす必要がある。『
9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』には、アピアランスコーディネーターが、ディズニールックを守っているかどうか抜き打ちでチェックすると書かれている。
基準については、キャスト採用サイトの、「
キャストの身だしなみについて」で調べることができる。
男女別に髪型の例が載っており、髪の色やメイク、つめ、メガネなどについても決まりがある。
髪の色は、「
日本ヘアーカラー協会」の「レベルスケール」基準で5か6まで。
同協会ホームページにある、「レベルスケールの導入で始める職場のヘアカラールールつくり」(2006年6月)では、髪の色の基準に関して以下のような解説をしている。数字が小さくなるほど、黒髪に近い。
・医療、金融機関、公務などの職場が導入するレベル=5~6
・最も受け入れやすい明るさとして、多くの職場が導入するレベル=7
・ファッション、サービス、流通業などが導入するレベル=8~10
同資料では、個別企業の基準にも触れている。日本航空は6、ホテルオークラは7、KDDIは8、プランタン銀座は10レベルということだ。
ディズニーリゾートのキャストは6までなので、かなり厳しい部類に入る。