こんにちは 山澤ゼミ2年の萩原です。
みなさん プリンセスに憧れたことはありますか?
大きなお城に綺麗なドレス、イケメンな王子様…
わたしは可愛くて美しくていいなと思います。
そこでプリンセス ストーリーに込められた意味について調べてみました。
・白雪姫白雪姫の願いは「誰か愛して ここに来て」「いつか王子様が」であり 最終的に王子様と結ばれてハッピーエンドになります。
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女性にとって 自分を養える相手と巡り合い結ばれることが一番の幸せという描き方ではないでしょうか。
・美女と野獣ベルは読書に夢中になり 男性、結婚に興味がありません。
村の人々は「とても風変わりな子」と歌います。
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結婚相手として最高の男性(ガストン:村で一番のお金と権力を持つ)に気に入られいて 彼と一緒になれば将来は安定なのに それに目もくれないなんて信じられないと解釈できるのではないでしょうか。主人公は新たな価値観を持ち始めているのに対し、世間はそのままという状態を表しています。
・塔の上のラプンツェルこれまでの男女の家柄設定を振り返ると、王家の者は男性のみ、または男性と女性の両方でした。
しかし、この物語では女性であるラプンツェルのみが生来のプリンセスです。
プリンセスの相手は、あこがれの相手ではありません。
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お金と権力のある男性、つまりプリンスと結婚することが女性の幸せであるという概念を打ち破ったのではないでしょうか。
・アナと雪の女王エルサは物語の序盤でお姫様(実質的な権力を持たない少女)から女王(社会的責任を負う大人の女性)になります。
大人である女王は 白雪姫の女王、眠れる森の美女のマレフィセントなど多くの場合悪役であり 醜く年老いた姿として描かれてきました。
戴冠式を境にお姫様でいられなくなったエルサにはまさに魔女になるしかないように思えます。
しかし、エルサは悪役にはなりません。
王子様によって救われる=男性に選ばれることによってもう一度お姫様になるわけでもありません。
エルサを救うのは妹であるアナの愛です。
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「お姫様の時期を過ぎた女性は魔女になるしかない」という呪いから女性を救ったのではないでしょうか。ヒロインが善良、純真、正直であるこれまでのディズニー映画位の主人公の性質は女の子の価値観の形成にプラスの効果をもたらしたでしょう。しかし 幸福の形は様々です。
ディズニー映画は世界中の人々に愛され 影響を与えています。
これからは自分の意志で力で 自分の人生を切り開いて生きていくヒロインとその物語がつくられていってほしいと思います。
ありがとうございました。